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鳥取西部地震関連資料

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塩井宏幸@佐倉市様より

 まだ動ききっていない共役系の東北東−西南西断層系が、北北西−南南東系を切っているのが気になります。


 起震断層における余震としては発生パターンがおかしいので、京大の鳥取西部地震のサイトを見たところ、13時17分のM5.4を含め、起震断層から西南西に離れたところにクラスタ状に発生(「sat-ttt_hypo.jpg」)しているのです。これは、1983年の鳥取県中部地震でも観測されている現象です(「tottori83.jpg」)。

 この図が掲載されていた「地震発生のしくみと予知/尾池和夫著」から解説部分を引用します。
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(引用開始)
 1983年10月31日の鳥取県中部地震のとき、西田良平は精密な観測データをもとに、たくさんの余震のメカニズムを求めて、本震発生前の応力場を推定することに成功した(図2−17)。ここにはもともとほぼ東西方向に押す力が働いていたことがわかる。密度の高い地震観測網があったおかげで、本震直後の余震の分布も、精度よく求められている。本震による破壊によってストレスが増加する地域があり、そこに余震が集中的に起こると考えると、主に増加するのは本震の破壊面の端に沿った所で、破壊面の両側がさらに成長しようとしていることを示している。その次に目立つのは、破壊面の両側の少し離れた所にできるストレスの増加であり、そこにも余震がかたまって起こる。
(引用終了)
 
 さて、もう気づいている方があると思いますが、起震断層の東北東側の該当位置(大山南麓)にはまだ余震がほとんど発生していない事、塩井が断層位置図で「今回動いた範囲」として色塗りした鳥取と岡山の県界から南側部分が実はまだ動いていないという事です。つまり今後、この2箇所が要注意地域だと考えます。余震として発生する場合、最大でもM5〜M5.5ですが、断層固有のストレスの程度によってはM6クラスのものが発生する可能性も秘めている可能性があります。 
 
引用 京大: http://www2.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/~sato/tottori/after_j.html
 この際なのでもう一つ同書から引用します(「sanin.jpg」)。
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(引用開始)
 連鎖型の地震活動がよく起こる所も日本ではだいたいわかっている。プレート境界では、南海トラフに沿う巨大地震が、短期間に連発することはよく知られている。最近では1944年12月に東南海地震が起こり、その西側に1946年12月南海地震が起こった。ここではいつも東側にまず大地震が起こって、次に西側に起こる。
 内陸では山陰地方に連鎖型が多い。1925年の但馬の地震と1927年の北丹後の地震、1943年の3月と9月の鳥取の地震などである。図2−16に歴史上知られているこの地方の連鎖型の活動を示す。
(引用終了)

鳥取西部地震関連情報


Update 2000/11/03