地震予知システム


電磁気宏観現象の観測について


地震による電界パルス測定回路
(2000年5月14日より評価中)
■観測データ■
・ダイオードは、ゲルマニウム・ダイオードを使用すること。



調整方法
@ I1,I2,SGを接続して、差動増幅器の出力が0VになるようにVR3を調整します。(OP-AMPのオフセット調整)
A I1,I2を接続して、I1・SG間に5V程度の低周波信号(1kHz)を入力し、差動増幅器の出力が最小になるようにVR2を調整します。(同相分除去比を最大に調整します。)
B VR1は、ゲイン調整なので、センサーの感度に合わせて適当に調整してください。
測定原理
・地震前兆時に発生するパルス状の空間電界をセンサーで検出します。
・センサーと検出回路間の距離が長い時には、商用電源の誘導ノイズを拾うため、差動AMPを使用して、同相分信号除去を行います。
・パルス電界の極性が震源位置により、プラス、または、マイナスになるため、絶対値回路を入れて、プラス方向の信号に変換します。
・パルス状の信号を三和電気計器のテスター(PC10)で測定するために、ピークホールド回路でパルス信号を数秒間保持します。(PC10のサンプルレートは1秒のため)
・PC10の測定レンジは、「直流電圧レンジ:DCV」を使用します。
三和電気計器(PC10)用測定ソフト
・PC10に付属しているソフトでは、地震前兆現象時の測定には不向きなので、専用のソフトを作成しました。
・ソフトのダウンロード
   Earthq.lzh (1,525kbytes) (Windows98,Windows2000でテスト済み)Ver.1.5.3 (2000/05/28)
    (解凍後、SETUP.EXEを実行して、インストールします。)
 
V1.2→V1.3
変更項目
・COMポートからのデータ取り込みと測定データ変数へのセットタイミングの同期が取られていなかったため、異常値を測定データとしてしまうタイミングがあったのをセマフォを使用して修正。
 1時間に一回程度、異常データ(測定値と異なるデータ)となっていました。
・測定中は、設定値の読み込みメニューの実行を禁止。
V1.3→V1.4
変更項目
・COMポートからのデータ取り込みと測定データ変数へのセットタイミングの同期が取られていなかったため、異常値を測定データとしてしまうタイミングがあったのをセマフォを使用して修正。(再修正、V1.3.0の修正では、不完全でした。)
V1.4→V1.5
変更項目
・詳細な解析のために、テスターからの現データもファイルに記録する機能を追加した。
V1.5.0→V1.5.1
変更項目
・測定間隔の時間測定をタイマー関数で計っていたのを、リアルタイムクロックの時刻から算出するように変更。グラフスケールと測定データの時刻が合うようになります。
V1.5.1→V1.5.2
変更項目
・テスターから異常に高い測定値(38V程度)が出力されることがある。(テスターからの測定値の文字列をファイルに格納して確認)
 この異常値を測定データから除去するようにプログラムを変更。
V1.5.2→V1.5.3
変更項目
・従来のピーク値測定モードに、平均値測定モードを追加しました。
 モードの切替は、設定可能です。
 
・初期バージョンのため、機能が不十分ですが、評価をお願いします。
  測定開始により測定ファイル(Earthq_20000514_232012.csv)等のファイルが自動作成されます。
  COMポートは、COM1〜COM4の範囲で選択できます。
  測定間隔を、5〜60秒を選択した場合は、測定間隔内で最も大きな値でグラフ表示を行います。
・評価の結果、改良の検討依頼等は、小林@大阪市西成区 まで、お願いします。
測定ソフトの表示例

樹木電流測定方法(案)
 テスター(電圧レンジが非常に高い入力抵抗:10MΩ以上のもの)の電圧レンジは、高感度であり、微小電流測定には適していますが、入力抵抗が高いため、周囲の環境雑音の影響を受けます。
 このため、400μA程度の電流を測定する時は、電流回路に直列に10kΩの抵抗を入れ、その両端の電圧をテスターで測定します。
 上図の例では、400μAの電流が流れた場合、電圧値は4Vとなります。

地震予知連絡会指定の要注意地域

観測強化地域
 異常が発見された場合に、さらに観測を強化して異常を確かめる地域

特定観測地域
1.過去に大地震があって、最近大地震が起きていない地域
2.活構造地域
3.最近地殻活動の活発な地域
4.東京などの社会的に重要な地域

関連情報
  1. 地震情報
  2. 理科年表被害地震年代表(過去の地震検索)
参考サイト
  1. 地震リモートセンシングフロンティア研究(電通大)
  2. 地震リモートセンシングフロンティア研究
  3. 八ヶ岳南麓天文台 地震前兆電離層観測研究センター
地震前兆現象(宏観現象)
宏観現象
地震予知関連書籍
  1. 「地震の前、なぜ動物は騒ぐのか」(電磁気地震学の誕生) 日本放送協会刊
    池谷 元伺著 ISBN4-14-001822-4
     
  2. 「大地震の前兆現象」(空が、大地が、動物が異常を発信する) 河出書房新社刊
    弘原海 清著 ISBN4-309-50159-1
既存の地震予知システム
  1. PISCO:地震危険予知プロジェクト(岡山理科大学 総合情報学部)

Update 2000/06/12