地学の用語集
| 用語 | 意味 | ||||||||||||||||||
| 火成岩 | ・マグマが冷却固化してできた一次的な岩石(玄武岩等) ・火成岩は化学組成によっても分類される。岩石中のSiO2の量によって、
一方、深成岩はマグマがゆっくり冷えたため、肉眼で見分けられるくらい粗粒な結晶からなる組織(顕晶質)を示す。また、火山岩と深成岩の中間型の岩石を半深成岩という。 ・深成岩は、地下の比較的深部で固結した火成岩で、比較的長時間で固結したため、岩石の組織が完全に結晶した鉱物より成っており、かつ結晶は大粒のものでそろっている。 ・半深成岩は、マグマが地殻の比較的浅いところ、すなわち冷却条件が噴出岩と深成岩の中間位置で岩盤の比較的狭いところで固結したものをいう。 ・火山岩は、地表または地表近くの場所で急激に冷却固結した岩石で、構成鉱物は大粒の結晶になるひまがなく一般に細粒である。また、結晶度が低く、ガラス質の部分が多い事がある。 |
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| 水成岩 | ・水底での沈殿、堆積作用によってできた二次的な岩石 ・堆積岩とも呼ばれ、既存の岩石などが、破砕、摩砕され、機械的に運ばれて、地上または水中で堆積、生成したもの。その成因によって、砂屑性堆積岩、有機性堆積岩、化学的堆積岩に分類される。 |
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| 変成岩 | ・既存の岩石が、地殻やマントルの温度・圧力などに応じて、主として固体のまま、組織と構成鉱物の組み合わせを変えた岩石である。火成岩が周辺の岩石に熱の影響を与えたときにできる接触変成岩と、広域的な地温勾配に支配されてできる広域変成岩とに区分される。
@接触変成岩
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| 絶対年代測定法 | ・岩石中に微量含まれる放射性元素(ウラン、トリウム、カリウム等)の自然崩壊現象を利用して、その岩石が生まれて以来の年数を絶対的に測定する手法。 ・JAERI提供の核データ ・周期律表(Periodic Table) |
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| P波 | ・縦波とも呼ばれる。空中を伝わる音波のような振動である。 ・波の進行方向と波の振動方向が一致している。固体中でも液体中でも伝播する。 ・P波の方がS波よりも約1.7倍早く伝わる。 |
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| S波 | ・横波とも呼ばれる。ねじれの状態を伝える波である。 ・波の進行方向と波の振動方向が直交している。固体中のみ伝播する。 |
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| キュリー温度 | ・磁石を熱して、ある温度に達すると、その性質が失われる。この時の温度をキュリー温度という。鉄のキュリー温度は約500℃である。 | ||||||||||||||||||
| 地球磁場の化石化 (熱残留磁化) |
・火成岩の磁性を測定すると、その岩石がどちら向きに磁石になっているかを測定することができる。 火成岩石の生成過程では、流体状態から冷却固化する途中で、キュリー温度よりも高い状態から、キュリー温度を下回る過程を通過したときに、地球磁場の方向に永久磁石になる。 岩石は、その方向を化石化して保存する性質がある。 ・温度が下がるに連れ磁性は強く強固なものになり、外部の磁場が変わっても影響を受けなくなる。このようにして岩石が獲得した磁化を熱残留磁化という。 |
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| 地磁気測定 | ・核磁気共鳴型磁力計(プロトン磁力計)で測定できる。 水などの中の陽子(プロトン)は磁気モーメントを持っているが、これが地球磁場のなかで、「みそすり運動」を行う。その周波数が地磁気の大きさに比例することを利用して地球磁場を測定することができる。 |
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| 地磁気反転 | ・地球磁場は、数10万年程度の周期で逆転している。 ・各年代毎の地層に含まれる熱残留磁化された岩石の磁化方向を調べた結果。 ・過去7600万年の間に171回の方向反転があり、最も新しい反転は約70万年前であったと推測されている。 |
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| 重力異常 (フリーエアー異常) |
・標準重力とは、地球が完全に一様な構造とした場合に与えられる重力の値 ・標準重力と測定値を補正(高度補正)した重力値との差を重力異常と呼ぶ。 |
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| ブーゲ異常 | ・高度補正した重力測定値をさらに、山自体の質量を考慮して補正し、その測定値と標準重力の差をブーゲ異常と呼ぶ。 | ||||||||||||||||||
| 対流現象 | ・熱伝導によりその熱が十分上面に伝達され、空間へ放熱されていくときは対流は起こらない。 ・熱が、熱伝導では空間へ放熱できないくらい大きくなると、熱は流体(固定でも同様)の下部に溜まり、そのため体積膨張が起こり、密度が小さくなる。その部分は浮き上がろうとする。これが対流である。 ・レイレイにより対流が発生する条件式が示されレイレイ数(R)と命名された。 R=αβgh4/kν (R>1000程度で対流が発生する。) α:熱膨張係数、β:温度勾配、g:重力加速度、h:層の厚さ k:熱拡散率、ν:粘性係数 |
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| マントル対流 | ・マントルでは、 粘性係数(ν)=1021、マントル層の厚さ(h)=2900km、温度勾配(β)=0.3℃/km で、レイレイ数を計算すると、R=106〜108程度となりマントルも対流することになる。 |
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| レナード効果 | ・液体が急激に微粒化する際に液体の表面エネルギーが変化するために液滴が帯電する。たとえば水滴が分裂するときに、水滴は正に帯電し周りの空気は負に帯電する。この現象がレナード効果と呼ばれ海岸や滝つぼ付近で負イオンが多いのはこのためである。ちなみにこの負イオンは、体に大変良いとされている。 |
参考サイト
Update 2000/07/27